紺碧の空と海。プーリア州は心も目も洗われるような青に施された土地です。イタリアを長靴に例えるならちょうど「かかと」にあたるプーリア州。アドリア海とイオニア海に面した800km弱ある長い海岸線は、海に囲まれたイタリアの中でも特に海との関わりの深い土地かもしれません。
古代から様々な民族の支配下に置かれたこの土地では、支配民族の足跡が色濃く残ったばかりでなく、種々の文化が交じり合うことで独特の文化をも形成しました。美しい自然と見事な芸術・文化。プーリアは訪れる人を魅惑してやまない土地です。
長靴の踵の中間に位置するブリンディシの空港から約40分。ユーロスターが停まるオストゥーニ駅の隣町カロヴィーニョにステイ先のお宅があります。オストゥーニ駅からは車で20分、カロヴィーニョの旧市街からは2分の場所です。日曜日の朝は教会の美しい鐘の音で目が覚めます。そこは、観光客が居ない落ち着いた町。家の周囲を散策すると南イタリア独特の白が印象的な街並みが広がり、歩いて2分という近さには中世のお城があります!
ステイ先のご家族は、ギタリストのご主人とデザイナーの奥様、2人の女の子の4人家族。賑やかなご家庭は芸術の香り漂う素敵なご家庭です。奥様のMakiさんは芸術のセンスだけでなく、お料理もとっても上手な日本人女性。イタリア語が話せないという方も安心のステイ先。イタリアは家族をとても大切にする国。まだまだ伝統の色濃い南イタリアで、家族のように受け入れられて温かいご家庭の一員としての滞在が出来ます。
6泊のうち、3泊はMakiさん宅へそして2泊はアルベロベッロのトゥルッリに宿泊するというプログラム。南イタリア、というと澄んだ青い空を背景にしたアルベロベッロのトンガリ帽子のトゥルッリが日本で紹介されることが多いので「南イタリアはアルベロベッロだけは行きたい!」という方も少なくないはず。このプログラムではその可愛らしいトゥルッリに宿泊する”おとぎの国体験”が出来ます。
アルベロベッロも南イタリアのお薦めの一つですが、ICEAスタッフが「是非に!」とお薦めするのはマテーラ。アルベロベッロと同様世界遺産に登録されているもののなかなか日本ではまだ知名度が薄い土地ですが、"サッシ"と呼ばれる洞窟住居群が岩山に折り重なるようにひしめいている景色は圧巻です。旧石器時代からの歴史があり独特の雰囲気を持つ町は南イタリアに来たならば必見の場所です。
プログラムには、イタリア人ノンナ(またはMakiさん)からの料理レッスンやMakiさんが作る簡単料理レッスン、オストゥーニ見学やメルカート(市場)
散策、
そしてアルベルベッロの宿泊にマテーラへのドライブもついているという盛りだくさんのプラン!
- Makiさん宅宿泊:南イタリアはのーんびりしているのが魅力。旅行者にとってはなかなか動き辛い土地柄ですが、Makiさん宅に滞在して家族の暖かさに交わると「なるほど、だからかぁ」と妙に納得してしまいます。細かくアドバイスをしてくれるMakiさん家族のお宅で生身の南イタリアを体験して下さい。
- アルベロベッロでトゥルッリ宿泊:おとぎの国のトンガリ帽子のお家、トゥルッリ。そのトゥルッリに宿泊して、ほんの少ーしおとぎの国の住人になってみて下さい。
- 料理レッスン:手打ちパスタの作り方、美味しいトマトソースの作り方、プーリアの家庭料理のレシピを習います。ドライトマトのオイル漬けの作り方はお土産にも喜ばれる優れものです。イタリア人ノンナかノンナ直伝の技を持つMakiさんが教えてくれるレッスンです。
- 簡単料理レッスン:イタリア料理はチャチャッと作れてしまうものも沢山あります。シンプルでも美味しいイタリア家庭料理を
Makiさんが簡単レッスン!日本に帰ってから何度も食卓に登場するのは、案外こんなイタリア料理だったりします。
- 世界遺産マテーラとアルベロベッロへドライブ:南イタリアの2大世界遺産であるアルベルベッロとマテーラ。2泊するアルベロベッロに行く前に洞窟居住群で有名なマテーラへドライブ。2つの世界遺産の異なった魅力をご覧下さい。
- カロヴィーニョ又はオストゥーニの朝市散策:毎週火曜日はカロヴィーニョの朝市、毎週土曜日はオストゥーニの朝市。どちらも何でも安く買えてしまう朝市です!イタリア製の革靴10.00EURO、セーターやジーンズ5.00EURO、イタリア製の高級ランジェリー2.00-3.00EURO!価格感覚が麻痺する安さには嬉しい悲鳴を上げてしまいます。ご滞在期間によりどちらかの朝市にお連れします。
- 海鮮ウニBAR:海が近いプーリアでは海の幸が美味しい!日本とは一味違うウニが名物のBARのマスターはシェフ兼猟師。毎朝自分で漁に出掛けて納得いく素材のみを美味しく出してくれ、漁に出れない日や素材が少ない時にはお店は開けません。お店が開いていると「美味しいものが食べれる」喜びでお店に入る前から足取りも軽やかに。
- プーリア名物前菜トラットリア:プーリアでは盛りだくさんの前菜料理が名物。「どれにしようか迷ってしまう!」という贅沢な悩み(?)を抱えながら、あれも、これも、と10皿以上のお料理を目でも舌でも楽しめます。
魅惑の南イタリアが、温かい歓迎とのんびりした雰囲気で堪能できるプログラム!
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