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入場料 1.50ユーロで年中無休 Casa grotta di vico solitarioはマテラ観光に欠かせないスポット。なんと日本語の説明テープもある。 当時使われていた家具や農具を配置し、洞窟住居で人がどのように生活していたか?を説明してくれる。 唯一の通気口は玄関ということで、必然的にキッチンは玄関横。家畜との共存のため家畜小屋は一番突き当たり。 寝室に置かれたベットの下では鶏を飼うため、ベットは異常に足が高かったりと、まさに知恵の凝縮した生活ぶり。
Casa grotta di vico solitarioホームページ映画とマテラ ローカルガイドのエンゾさん

新約聖書の「マタイによる福音書」を映画化した、パゾリーニの作品「奇跡の丘」。 「キリストの聖地エルサレムの部分はこのマテラで撮影されたんだよ、ちょうどここほら、夜景はまさにエルサレムって感じでしょ?」 なるほどキリストが生まれてきたエルサレムの馬小屋がありそうな雰囲気。 このテラスは、サンタマリア デ イドリス教会前のテラス。そのほか、「天空の城ラピュタ」のイメージはこのマテラから得たとか、そして、2004年にはメルギブソン監督の映画”パッション”もマテラで撮影された。 イタリアの名監督、ジュセッペトルナトーレの「明日を夢見て」もシチリアの街という設定で、マテラで撮影された部分もあるのだ。

ALBEROBELLO 〜創意工夫でうまれたトルッリ〜

 あの不思議な形の円錐形の建物トルッリは、一体どうやって作られているか?はジュゼッペ・マッフェイさんのお店のミニチュアを見せてもらえば と〜っても良く解る。一つのトルッロを作るのに約3ヶ月から、3ヶ月半かかるといわれているが、その大半は、石の加工期間。 適切な大きさの石や、屋根の部分に使用する薄い石を準備し、たった2週間で組立てしまうそう。そして、印象的な白壁も、このプーリアの土壌に多く含まれる石灰をまるでペンキのような塗料に変えて、どんどん上塗りさる。

●スレート(LE CHIANCARELLE)
 そもそも石灰質のカルスト台地なので、トルッリの原料となるCHIANCARELLA(スレート)が地面を掘れば出てくる。 テレーザさんによれば、畑を開墾するときも、まず土を入れてからでないと話しにならない。「掘れば石が出てくるから、 畑には出てきた石で垣根を作っているでしょう、ほら」と教えてくれた。なるほどここまで来る道のオリーブ畑には、 殆どに石の垣根があった。なので、あの可愛いトルッリは豊富な石にやり場に困った住民の創意工夫で作られたと言っても 過言じゃないでしょう。

●尖塔(I PINNACOLLI)
 屋根のてっぺんを見れば気がつくけど、いろんな形をしている。 一般的に3つの石を組み合わせて作られていてそれぞれに意味を持っている。

●屋根のマーク(I SIMBOLI)
 屋根の部分には不思議なマークが書かれている。キリスト教意外の異教徒とキリスト教の物とがあり、 昔は住民はその源が別々の家族の寄せ集めだったからだ。その中のいくつかは災いから家族を守るという意味だったりと 考えられている。

アイアピッコラ  生活感漂う居住区

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