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芸術の都・ ルネッサンスの発祥地  「フィレンツェでカリスマ・マエストロに弟子入り志願」
フィレンツェにある大理石モザイクの工房です。
トスカーナの川原で原石を拾って来て、ミリ単位に細くきり、石の地肌の色を利用して絵画にします。

大理石モザイクって?

石やガラスを嵌め込んで作ったモザイクは、もともとヘレニズムや古代ローマの遺跡にあり工芸としては歴史の古いものである。
フィレンツェの輝石によるモザイク工芸は、硬くて切り口の鋭い輝石を用いるという点でそれまでのモザイクとは異なり、接合面が肉眼では見えないほど密接して嵌め込まれているのが特徴である。

フィレンツェ郊外のトスカーナ地方では、碧玉、玉髄、瑪瑙、線条石と呼ばれる模様のついた石、アラバスターなど石の豊富な産地であったことが輝石モザイクの発展に寄与した。

デッサンの原画を薄紙にトレースし、色ごとの輪郭に沿って切り取る。 複雑な形の小さな紙切れが、小品でも数十枚、大作になると何百枚もできる。

原画のどの部分かわかるように、それぞれの紙片には番号がつけられる。数ミリの厚さに切った石から原画にあった色を選び出し、色と模様がイメージにぴったりの部分に紙片を糊で貼り付ける。次に石をアルコと呼ばれるのこぎりで切る。すべての石を切り終えたらパズルを組み立てるように、はめ合わせる。
切断部分を丁寧にヤスリがけをし、すべての部分が完全に嵌め込まれると接着剤で固定して全体を磨きかける。

小さいものでも数週間、テーブルなどの大きい物は数ヶ月かかる。
数ミリの形にした石にヤスリをかけているところ ドイツ人から頼まれた家の写真をモザイクにしているところ
革皮製品の工房に弟子入り (最低3ヶ月から)
ここの工房のマエストロ 今までの日本人生徒の作品
(4週間から3ヶ月でこのような作品ができるようになる人も)